2019年9月1日　ＰＭ9：55　第3子　男の子　2, 892g

前回、次男の出産でこちらにお世話になり、妊娠中から産後の入院までとても良い思い出になっていて「3人目を授かれたら、またこちらでお世話になりたい」と思っていました。
妊娠初期の頃、少し出血があり山田産婦人科で一泊入院し「碧助産院さんで産めないのかな」と心配になりましたが翌日には出血がとまり退院する事が出来ました。

出産予定日が9月1日で、まわりから「3人目の出産は早まるよ」と聞いていた為、私は「じゃあ一番上の子の2学期が始まる一週間前ぐらいに生まれてきてね」とおなかの赤ちゃんに言い聞かせていました。
しかし、そんなに都合良くいかないもので出産を希望していた日を越してしまいました。

予定日の3日前、近いうちに味わう出産の痛みを思う出すようになり、その緊張から解放されたくなり「早く生まれてきて」と焦るようになりました。
そして便の回数が増えお腹が張るようになり、また「出産が近づいているかも…」と期待し、主人に話すと仕事を休んでくれました。
しかし、いざ主人が仕事を休んでくれると、「できたら、この週末中に生まれてきて。じゃないと、生まれていないのに(月)はもう休めないから…」と変な心配が出てきてしまいましたが、望みは叶わず金曜、土曜が過ぎました。

予定日9月1日に日付がかわりAM0:30熟睡中に子宮の中の方を赤ちゃんの頭がぐーっと押しているような感覚がありパッと目覚めました。
「陣痛だ」と思い間隔を計り、AM5時頃10分間隔になったので先生に連絡をし助産院へ向かいました。
診てもらうと子宮口の開きはまだ3cm。
残念...気分転換に家族とアピタへ行きました。
お昼に助産院へ戻り用意して下さった昼食を頂き、帰宅することにしました。
「自分の都合で主人に仕事を休んでもらったのに、結局予定日には生まれてこなさそうだし、ただ助産院に来ただけでお騒がせしちゃった。」と反省していると先生が「赤ちゃんのペースがあるんだよ。3回来た妊婦さんも居るから気にしなくていいよ。」と言って下さりすごくすごくホッとしました。
帰宅をし普段通り過ごしていると19時頃、また陣痛が始まりました。
「もう焦ってないよ。じゅんくん(赤ちゃん)ペースでいいよ」と思いながら家族で順番にシャワーをし荷物をまとめました。
先生に連絡し、「来てください」と言ってもらえて自宅から10分の主人の実家に息子2人を預け(眠たそうなので残念ながら立ち合い出産は不可と主人と判断)に行きました。
20時半助産院さんへ、子宮の開きは8cm。
本格的な痛みになるまで個室で過ごしいよいよ我慢できなくなり分娩室へ。
「痛いー」しか言えず「もういやだ…」と思っていると先生に「痛くないと生まれないよ」と言われ「そうか、痛さから逃げれないんだ」と覚悟できました。
「お産の準備するね」と言ってくれて「もうちょっとで産めるか！」と嬉しくなりました。
先生が「吸って―、はいてー」と指示して下さり、呼吸やいきみ方等乱れながらも何とか生むことができました。
子育ては自分の思い通りにいかないと頭では理解しているつもりでしたが、今回の出産でお腹の赤ちゃんにも考えがあるから自分の都合良くはいかないのだと改めて気付かされました。

入院中は、とてもおいしい食事を頂けて部屋の掃除や洗濯までして下さり、スタッフの方は気さくに楽しい話をして下さり、満ちたりた生活を送ることができました。
今は未定ですが、もし赤ちゃんを授かることができたら、ぜひこちらで出産したいです。
お世話をして下さった皆様、本当にありがとうございました。

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